滋賀県立彦根東高校Global Science部 社会科学班のクラウドファンディングプロジェクトをご存知ですか?
この部活動は、2022年に発足し、SDGsの達成と社会問題の解決を目指すソーシャルビジネスに取り組んでいます。
今回、彦根東高校Global Science部 社会科学班が手掛ける2つのプロジェクトは、地域の伝統と革新を融合させる試みとして注目されています。
第一のプロジェクトは、滋賀県彦根市の伝統野菜「大藪かぶら」を用いたジャムの開発と販売です。
大藪かぶらは生産者の減少に直面しており、このプロジェクトを通じて若い世代にその魅力を伝え、地域住民間の交流を促進することを目指しています。
しかし、学校設備では保健所の許可が得られず、販売に至るまで多くの障壁がありました。
そこで、近隣の農業高校とのコラボレーションにより、販売の道が開かれました。
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第二のプロジェクトは、彦根市内で製造されるクラフトビール「彦根麦酒」の醸造過程で発生する副産物である麦芽粕を活用したピザの開発です。
この取り組みは、地域のSDGs達成への貢献として、彦根麦酒と連携しています。
彦根東高校Global Science部 社会科学班は、麦芽粕をアップサイクルして再生紙やパンの開発に成功しており、今回のピザ開発はその一環として展開されます。
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クラウドファンディングへの呼びかけ
彦根東高校Global Science部 社会科学班は、これらのプロジェクトを成功させるために、クラウドファンディングでの支援を求めています。
支援者には、ジャムの引換券やメンバー撮影のお礼動画など、感謝の気持ちを込めた返礼品が用意されています。
また、プロジェクトによる売上の一部は、地域に還元され、料理教室の実施など、さらなる地域活動に役立てられる予定です。