『CBTセンター』は、滋賀県彦根市の中央町にあり、認知行動療法を主な施術法として、カウンセリングを提供しています。
CBTセンターは、心の問題を抱えた人々が専門のカウンセラーと話し合うことで、問題を解決するための支援を受けられる場所です。
今回の記事では、CBTセンターについて、所長の西川さんとのインタビュー形式も含めた内容で詳しく説明していきます。
この記事でわかること
- CBTセンターとは?
- 認知行動療法について
(利用者さんの声) - 料金設定や予約方法について
以上のことを中心にお届けしていきます!
思考パターンを変えるという、認知行動療法はとても興味深かったです。
CBTセンターは、認知行動療法を用いたカウンセリングを提供する施設です。認知行動療法は、心理的な問題を抱える人々が抱く「考え方」や「行動」に着目し、それらを変えることで問題解決を目指す心理療法の一つです。
CBTセンターでは、心の困りごとを抱えた人が、専門のカウンセラーとの対話を通じて問題解決に向けた支援を受けることができます。また、老若男女を問わず、誰でも相談できる場所であり、本人だけでなくそのご家族も相談することができます。
CBTセンター所長 西川さんに
インタビューをしました!
今回は、CBTセンターの所長である西川公平さんにインタビューをしました。大学院時代に電話相談員のアルバイトをしていたことがきっかけで、カウンセラーになったという西川さんは、彦根市出身。母校が近くにあるため、校歌が流れると懐かしい気持ちになるそうです。
それではインタビューよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
CBTセンターは、心の悩みを抱えた人がカウンセリングルームで専門のカウンセラーと対話し、問題解決に向けた支援を受けることができる場所です。CBTセンターは京都の山科と滋賀の彦根市にあり、彦根市のCBTセンターには、カウンセリングルームが2部屋あり、4人程度のカウンセラーが悩みの症状に応じてクライアントさんを担当します。
CBTセンターは、うつ病、パニック症、強迫症など、様々な問題に対応した専門的なカウンセリングを提供しています。例えば、不登校、社交不安(対人恐怖)、摂食障害などがあります。当センターは、幅広い年齢層の男女を受け入れており、多岐にわたった困りごとを受け持っているのが特徴です。
そのほか、困りごとの例としては、以下のようになものがあります。
【うつ系】
・やる気が出ない
・復職・復学したい
・家に引きこもっている 等
【不安系】
・職場で会話ができない
・色々な事をするのに時間がかかる
・人の視線が気になる 等
【衝動・依存系】
・ずっとイライラしている
・食べ物を食べられない
・感情が止まらない 等
【家庭の問題】
・子供が働かない
・強迫症の家族にどう接したら良いか
・うつ病のパートナーへの接し方 等
【精神科・心療内科の病気や薬物療法】
・過喚起症候群(過呼吸)
・後遺症が出るので精神科の薬を辞めたい
・精神科の薬について教えてほしい 等
初回は、本当に困っていることを話してもらい、観察データをもとに相関図を作ります。その図をもとに、活動記録表といったコラムを記入してもらい、問題解決の仮説を立てて、試行錯誤をしていきます。
当センターでは、クライアントの方々に「認知行動療法」を用いて、アプローチしています。この療法は、現在の困っていることを観察し、その状態を把握することから始まります。例えば、学校に行くとお腹が痛くなる場合は、その痛みが起こる時間帯や場所、痛みの程度を記録してみます。その後に「どんなことを試してみようか」というアイデアを出し、これによってこれまでの行動パターンを見つめ直しつつ、違うやり方を実際に行ってみて、効果があるかどうかを確認していきます。
なるほど。ありがとうございます。では、CBTセンターで取り入れられている「認知行動療法」とはどう言ったものなのでしょうか。
「認知行動療法」について
「認知行動療法」は、心理療法の一種で、認知と行動の両方に注目するアプローチを用いて、問題解決や症状緩和を目指す施術法です。
この施術法は、個人の考え方や信念が、その人の行動や感情にどのような影響を与えるかを理解し、そこから症状や問題を改善するための技術を提供します。
例えば、中学生のひとりが「私は常に失敗する人間だ」という考え方を持っている場合、それは新しいことにチャレンジすることをためらわせ、成功する機会を逃すことにつながるかもしれません。
このような場合、認知行動療法は、この考え方に対する挑戦や代替策を探し、成功体験を増やすためのアクションプランを立てることができます。実際、上の図のように学生32名中、約半数以上が教室復帰を果たしてるという実績もあります。
認知行動療法の「認知」っていうのは、いわゆる「思考」のことです。思考を変えるか、行動パターンを変えるかという、その2つを使って治療していくという感じです。
また、認知行動療法は、利用者さん自らがセルフヘルプで、うまくいかない認知のパターン、ついついやってしまう行動パターンを見つけ出し修正するお手伝いをすることが重要で、再発率が低いと言われています。
例えば、「私は何もできない」という考えは、人々が自分の能力を過小評価することにつながるため、正確な認知に基づく判断を促すことが必要です。
積極的に自分で何か変えていきたいなと思う人には、認知行動療法は向いてる施術法とも言えるかもしれないです。
ここで実際の利用者さんの声を一部掲載します。
「広場恐怖症の発症」
私は広場恐怖症になり、公共交通機関から買い物までできなくなってしまいました。しかし、認知行動療法を受け、少しずつ再び経験することにより、日常生活を取り戻すことができました。施術の過程で恐怖を感じた時の考え方や対処の方法を学び、必要最小限の負荷で面接を進めることができました。(HPより一部抜粋)
「摂食障害」
両親と話す前に先生と2人ではなせる時間があっていろんな事が話しやすかった。具体的な計画を一緒に考えられるから、家でも施術が進めやすかった。アドバイスをたくさんもらえた。
「仕事に行くことへの精神的なしんどさ」
私は、仕事に行くことが精神面でしんどいと感じ、改善したいと思いCBTに通い始めました。カウンセリングでは、主に認知行動療法を行い、自分の認識や考え方を変えていくことに取り組みました。カウンセラーと話すうちに、自分がなぜ仕事に行くことがしんどいのかがわかり、一緒に改善策を考えることができました。言語化することで、自分の気持ちや意思を整理できたことも良かったです。今は、CBTでのカウンセリングのおかげで前よりも楽に仕事ができるようになり、感謝しています。(HPより一部抜粋)
「自分をコントロールし、仕事に行き続けられる様になりたい」
自己可視化の習慣を身につけて気分変化を予測し、定期的にカウンセリングを受けることで自己コントロールができるようになった。うつ病休職後、2年間CBTを受け、職場復帰や海外赴任ができるまで回復。今後も海外でもカウンセリングを続けていきたいと考えています。(HPより一部抜粋)
クライアントさんとは、自分がどんなゴールをイメージしているかを話し合って、CBTセンターでは長期的な目標や1ヶ月の間に達成したい目標を一緒に決めます。目標は途中で変更されることもありますが、それによりもっと高い目標を持って取り組むこともできます。
目標の進捗状況はどのように判断されていますか?
認知行動療法では、データを取るということが特徴的です。進捗状況では、毎回心理検査を行い、その点数を測定することもあります。また、外出の頻度の変化など、推移をグラフで表現し、それに基づいて判断することもあります。
カウンセリング料金
について
カウンセリング料金は以下のようになっています。
▼対面
初回カウンセリング | 17,000円 |
30分 | 4,000円 |
50分 | 7,000円 |
90分 | 12,000円 |
▼Web
初回カウンセリング | 20,000円 |
30分 | 7,000円 |
50分 | 10,000円 |
90分 | 20,000円 |
※その他、紹介状の発行には4,000円、また当日キャンセルの場合はカウンセリング料金の半分の支払いがかかります。
以下の方はカウンセリング初回料金の割引があります
- 各都道府県の「子育て応援カード」をお持ちの方 →初回料金2,000円OFF
- 各都道府県の「消防団員応援カード」をお持ちの方 →初回料金2,000円OFF
- CBTセンターのショップカードをお持ちの方 →初回料金2,000円OFF
(*各種割引は併用できます)
ご予約方法
ご予約の際は下記のカウンセリング申込フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。電話はたいへん繋がりにくいので、なるべくメールやフォームでのお問い合わせをお願いします。
最後に取材を通して
感じたこと
最後にカウンセラーとして大切にしていることは何でしょうか?
カウンセリングを行う上では「付加価値を提供すること」が大切だと考えています。話をすること自体は、タダでできるものだと思われているかもしれません。しかし、カウンセリングでは、話すだけでなく、私たちは、カウンセリングを通じて、クライアントさんが帰ってからも役立つような、いわゆる「お守り」のようなものを提供することで、より良い人生を送れるようにサポートしています。
なるほど。自分自身を成長させるモノを提供することで、カウンセリングを通じて、人生の課題に対処するためのスキルや知識を学ぶことができるということですね。思考パターンを変えるという、認知行動療法についても大変勉強になりました。
本日は貴重なお時間ありがとうございました!
まとめ:心豊かに送る
人生のサポートに
『CBTセンター』
今回は、『CBTセンター』におけるカウンセリングや、認知行動療法についてなどを紹介しました。
- 『CBTセンター』は、滋賀県彦根市の中央町にあり、認知行動療法を主な施術法として、カウンセリングを提供している
- 老若男女を問わず、誰でも相談できる場所であり、本人だけでなくそのご家族も相談することが可能
- 認知行動療法は、認知と行動の両方に注目するアプローチを用いて、問題解決や症状緩和を目指す施術法
- 進捗状況などグラフやコラムを使ってデータを取ることで問題や困りごとへのアプローチを実施
- カウンセリングを通じて、人生の課題に対処するためのスキルや知識を学ぶことができる
認知行動療法を中心に据えたカウンセリングを提供することで、多くの人々が心の健康を回復し、心豊かな人生を送ることができるようサポートする『CBTセンター』、気になる方は、公式HPや問い合わせ先を確認して、カウンセリングを予約してみてはいかがでしょうか。
アクセス
CBTセンターのある中央町は、レトロな街並みが印象的な商店街のある場所で散策にもおすすめのスポットです。
駐車場
お車で来られる際は、ビル1階部分にある駐車場をご利用ください。ただし、高さ1.7mまでですので、ご注意ください。
店舗情報
『CBTセンター』
〒522-0063 滋賀県彦根市中央町3−12 CGビル 4F
tel:070-5508-5568
カウンセリングの時間:毎週火~日曜日10:00~13:00 14:00~20:00
駐車場あり
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