滋賀県彦根市にある『スイス』が2022年5月29日(日)をもって、閉店することが分かりました。1972年から営業開始され、今年で50年。閉店されることをお店の方にも確認しましたが、やはり本当でした。最近は昼営業のみになったりして、1日の営業時間も短くなっていました。
ツタに覆われたお店も名物に。
三角屋根のスイス。休日となると長蛇の列。
5/5この日も営業終了まで長い列。いざ入店。
閉店の理由は、
- 店主ご夫婦の高齢化
- 店舗の老朽化
のためだとお店側も正式におっしゃっておられます。
また5月16日には公式twitter(@suisuhikone)も開設され、混雑を避けるために閉店の日までは整理券(1日おおよそ60組)を配布することも伝えられました。
創業当時からあり続けるメニューの一つ「オムライス」
そして今回この記事では、閉店の前にスイスの味を噛み締めしめようと言うことで、
- ハンバーグ・ステーキ
- オムライス
- スイス丼
についてを主に紹介していきます。
a k o
メニュー
お食事メニュー
お飲み物・デザートメニュー
スイスは美味しい上に安いメニューで有名ですが、改めて見てみても「カレーライス ¥350円」「ハムエッグ ¥300」などやはり安いです。
a k o
スイスおすすめメニュー
ハンバーグ・ステーキ
【ハンバーグ・ステーキ ¥500】
パチパチと肉汁がはじける音ともに運ばれてくる「ハンバーグ・ステーキ」 お肉は全て近江牛を含む国産で作られているよう。付け合わせの卵と玉ねぎも良いアクセントになっています。
ソースはかかっておらずお肉本来の味が楽しめる。
次に紹介するオムライスとこのハンバーグは、セットで頼む方も多いです。
オムライス
【オムライス ¥400】
こちらは平べったい形をした「オムライス」 卵は半熟で、味はシンプル。たらりと垂らしたケチャップに愛嬌さや懐かしさも感じる一皿。
a k o
特製スイス丼
【特製スイス丼 ¥400】写真提供:@yukkie_
そしてこちらも名物で人気の「特製スイス丼」は、豚肉と玉ねぎを特製タレで炒め煮にして、それをライスの上にのせた丼もの。上品でかつコクも感じられる一皿で、スイス丼ファンも多いんだとか。
a k o
店内の様子
ランチタイムの店内は常に満席状態。
写真は営業時間終了間際に撮影。
店内には絵画など様々な装飾品も。
店内は、昔懐かしさを感じるウッド調の雰囲気になっています。このレトロなムードで食べると、より一層美味しさを引き出させている気がします。天気が良いと、窓からは木漏れ日が入って心地良かったです。
スイスの由来
スイスオリジナルのマッチ
スイスの由来は、創業当時、お店から琵琶湖も山も見えていたことから、
「スイスはこんな感じなのかな」
と思ったのがきっかけで、『スイス』と名付けられたようです。この時代の変化にも感慨深いものを感じます。
閉店理由
冒頭でも説明しましたが、今回の閉店理由は、
- 店主ご夫婦の高齢化
- 店舗の老朽化
のため2022年5月29日(日)をもって、営業終了されます。人それぞれスイスで思い出があって、その思い出の場所が閉店するのはやはり寂しいですね。建物の解体もされるようです。
最後に:市民や県外からも愛され続けたお店「スイス」
スイスさんありがとうございました!
2022年5月29日(日)をもって、営業終了するスイス。 創業当時はお店から琵琶湖や山が見え、そこから50年を経て閉店することに。
スイス名物は人それぞれ違うかもしれませんが、今回紹介した「ハンバーグ・ステーキ」「オムライス」「スイス丼」は創業からあり続け、そして価格もほぼ同じというのが何よりすごい。
また店舗に行けば分かりますが、お客さんに対する配慮も素晴らしかった。お店の方の無駄のない連携された姿も、この人気がゆえに作り出されたもののように感じました。
市民や県外の方からも愛され続けた『スイス』、本当にありがとうございました!!
駐車場
車を停める際は、店舗横の駐車場スペースに駐車してください。また閉店による混雑に伴い、この隣に臨時駐車場も設けられたのでそちらも利用することができます。
アクセス
スイスのある中藪町は、ベルロード商店街からも近く、買い物するにも便利なエリアです。
店舗情報
『スイス』
住所:〒522-0353 彦根市中藪町598−2
営業時間:11:00〜15:00(L.O14:50)
定休日:月曜日
電話番号:0749-23-6501
お支払い方法:現金
駐車場あり
※2022年5月29日(日)をもって営業終了です。
▼スイスの情報をチェック
公式twitter:@suisuhikone