彦根の銀座商店街に佇む『グリル フレーバー』は、地元の方々の心を温めるだけでなく、遠方からの訪問者にも愛され続け、2023年に60周年を迎えた歴史を誇る老舗です。
どうして『グリル フレーバー』はこれほど長く人々の心を掴み続けているのでしょうか?
この記事では、グリル フレーバー愛され続ける魅力の秘密に迫ります。
この記事でわかること
- 60周年を迎えたフレーバーのオーナー馬場さんにインタビュー
- フレーバーが長年愛される秘訣
- 定番の味から最新メニューまでご紹介
- 今後のフレーバーの展望について
以上のことを中心にお届けしていきます。
この記事を通じて、フレーバーが地元に深く根ざした存在であることがお伝えできれば幸いです。また、以前の取材記事も合わせてご一読いただけると嬉しいです!
関連記事:彦根市銀座商店街の『グリルフレーバー』ではレトロ喫茶のような洋食が楽しめる!
彦根市の銀座商店街に位置する「グリル フレーバー」は、彦根で親しまれている伝統ある洋食店です。1963年の創業から、今年2023年9月21日に60周年を迎えました。
「フレーバー」という名前には「味、風味、香り」という意味が込められています。オーナーである馬場さんは、
お客様には、味だけに留まらず、フレーバーの雰囲気や香りなど、五感から楽しんでいただければ嬉しいです。
と話してくださいました。
ここからは馬場さんにお聞きした、フレーバーが60周年を迎えた際の感想やエピソードについて詳しく紹介します。
当店は、今年で60周年を迎え、ありがたいことに多くのお客様が、「子供の頃から通っている」「親に連れられてきた記憶があり、大人になってから自分の家族を連れてきた」という思い出を語ってくれます。お客様が何世代にもわたって当店を訪れてくれることは、非常にありがたいことです。
彦根を観光するために遠方から訪れた方が、偶然にも当店を見つけてくださったり、「前回たまたま見つけて訪れたが、また彦根に来たのでフレーバーに来ました」とアンケートに書いてくださることもあり、大変感謝しています。子供たちがイラストを描いてくれることも、とても嬉しく励みになっています。
基本的にフレーバーの料理は創業以来、少し材料が変わったり、価格が時代に応じて変動はありますが、変わらぬ味を守り続けています。特に定番のビーフシチューは、何度も訪れるお客様が「これだけを食べに来る」というほど人気です。
フレーバーが長年愛される秘訣とは
続いてフレーバーが長く愛される秘訣についてお伺いしました。
私としては、接客だと思っています。お客様が訪れて良かったと感じていただけるような接客を心掛けています。フレーバーでは接客マニュアルは作っておらず、スタッフ一人ひとりの個性を大切にしています。個々のスタッフが思う「いい接客」とは何か、その考えを大切にし、これがお客様に受け入れられている理由の一つだと考えています。
接客を最重要と捉える姿勢がとても印象的です。これは、お客様一人ひとりに対するおもてなしの心を表していると感じます。
フレーバーの接客スタイルは、祖母の影響を受けています。祖父は厨房での仕事に専念していましたが、祖母はホールで接客を担当していて、どんなお客様にも親身に対応し、心遣いを見せる素晴らしい人でした。その姿を見て育った私は、祖母のような接客ができるようになりたいと常に意識しています。
馬場さんのお話のように、フレーバーは料理をただ提供するだけではなく、人と人との繋がりや心のこもったサービスを重視する場所であり、このような姿勢が、長く愛され続けてきた秘訣であることが分かりました。
定番の味から
最新メニューまでご紹介
ここからは、定番の味から最新メニューの一部をご紹介していきます。
定番メニュー
- ハンバーグスパゲッティ ¥1,000
- ハンバーグとエビフライセット ¥1,200
- オムライス ¥ 800
詳しいメニューについては、下記もチェック!
関連記事:彦根市銀座商店街の『グリルフレーバー』ではレトロ喫茶のような洋食が楽しめる!
新作メニュー
- チーズハンバーグセット ¥1,100
- お肉とじゃがいものグラタン ¥1,300
お肉とじゃがいものグラタンは、女性のお客様に特に人気なんだとか!
期間限定メニュー(冬季)
カキフライ ¥1,700
60周年記念メニュー
60周年記念メニューの赤ワインソースで仕上げた「鹿のハンバーグ」
※現在は販売されてませんので、ご了承ください。
フレーバーからお客様へメッセージ
最後にオーナーの馬場さんにお客様へのメッセージをお聞きしました。
ここまで長く続いたのは、長年にわたりご来店いただいたお客様と、日々私たちを応援してくれた方々のおかげです。お客様がいなければ、今日の『フレーバー』は存在しませんでした。また、これまで一緒に働いてくれたスタッフの方々への感謝も忘れることはできません。これからも、お客様と共に築いてきたこの歴史を引き継ぎ、続けていきますので、よろしくお願いいたします!
まとめ:愛される味を継承していく
グリル フレーバー
今回は、グリル フレーバーの歴史とその魅力の秘密について紹介しました。
- 彦根市の銀座商店街に位置する「グリル フレーバー」は、彦根で親しまれている伝統ある洋食店
- 1963年の創業から、今年2023年9月21日に60周年を迎えた
- 「フレーバー」という名前には「味、風味、香り」という意味が込められている
- 人と人との繋がりや心のこもったサービスを重視し、このような姿勢が、長く愛され続けてきた秘訣
- 定番の味から最新まで人気メニューが豊富
お客様への深い感謝、スタッフへの尊敬、そして地域社会との密接な関わりが、『フレーバー』の特別な場所を作り上げています。
これからも、『グリル フレーバー』は伝統を大切にしながら、新しいお客様を迎え、次世代へと愛される味を継承していくことでしょう。
駐車場
フレーバーの専用駐車場は、商店街側入り口の裏手にあります。順に説明していきます。
アクセス
フレーバーがある銀座町は、懐かしさ感じる銀座商店街を中心とするエリアです。
店舗情報
『グリル フレーバー』
住所:〒522−0088 彦根市銀座町4-19
営業時間:11:00~20:30 (L.O. 20:00)
定休日:月曜日
電話番号: 0749-22-2800
お支払い方法:現金・PayPay
駐車場あり