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【感想】マメイケダさんの個展『えきべんとふうけいと彦根行脚』を振り返る。

マメイケダさんの個展『えきべんとふうけいと彦根行脚』が、彦根市の古本屋 半月舎(はんげつしゃ)で2022年3月11日(金)〜3月27日(日)の間に開催されていました。その模様を今記事では紹介していきます。

優しくて温かいタッチのマメイケダさんの絵。

今回の個展では、マメイケダさんの絵本「えきべんとふうけい」の原画、そして彦根の町を行脚された時の絵の新作「彦根行脚」が展示。温かいタッチで描かれた絵を観て、心癒やされる時間となりました。

マメイケダさんとは

マメイケダさんは、1992年島根県出雲市に出生。現在は、大阪に在住。書籍の装画などのイラストレーションや展覧会での発表などを中心に活動されています。2016年HBファイルコンペ仲條正義賞を受賞。

新作「えきべんとふうけい」(あかね書房)[2021年10月14日初版発行]は、弁当の中に入ってる、魚の形したタレビン(醤油鯛、ランチャームとも言う)が電車に乗って旅する絵本です。今回半月舎で行われた個展でも、その原画が展示されていました。

個展
「えきべんとふうけいと
彦根行脚」

こちらは絵本「えきべんとふうけい」の原画。

入口すぐに展示されていた絵本「えきべんとふうけい」の原画。美味しそうな駅弁と、その駅弁にまつわる場所の風景が展示されています。魚の形したタレビン(醤油鯛、ランチャームとも言う)が電車に乗って旅する絵本で、内容にも思わずほっこりします。滋賀名物の駅弁「湖北のおはなし」もありました。

こちらは新作「彦根行脚」

また同時に、マメイケダさんが彦根を行脚された時の風景や料理の絵、新作「彦根行脚」を展示。絵は木の板に直接描かれているそう。私も知っている場所や食べたことのある料理があって、観ているのが楽しかったです。

彦根市にある古川日登堂のいちご大福。

ポストカードなどのグッズも販売。

今回の個展のために作られた行脚飴。

今回の個展に合わせて、オリジナルグッズとして行脚飴が製作されました。味はプレーン(黄金糖のようなシンプルな飴)、梅、ハッカの3つ。私も食べましたが、昔ながらの味わいの飴で懐かしさを感じました。

トークイベントも

個展最終日に行われたトークイベント。

個展最終日2022年3月27日(日)には、絵本「えきべんとふうけい」と新作「彦根行脚」の作品についてマメイケダさんがお話されました。スライドと合わせながらエピソード話を生で聞け、作品をまた違った視点で楽しむことができました。

感想:マメイケダさんの作品を肌で感じてみて

新作絵本「えきべんとふうけい」と「彦根行脚」の作品を堪能できた今回の個展。本当にお腹が空いてくるような優しいタッチ風景にもちゃんと物語が根付いているように感じ、肌で味わえる醍醐味が個展にはありました。トークイベントでは裏話が聞け、イケダさんともお話しができたので、とても良い時間を過ごせました。

マメイケダさんの絵本は、今回個展が開催された半月舎で購入することができます。またAmzonなどのオンラインショップでも購入可能です。私も購入して、ほっと一息つきたいときにマメイケダさんの絵本を読むと心がじんわり癒されました。おすすめです!

開催場所

個展が開催された半月舎は、彦根駅から徒歩10分ほどのところに位置し、周辺には彦根城・夢京橋キャッスルロード・花しょうぶ通りなど観光スポットも多くあり、彦根のまち探索もできます。

※2024年3月9日(土)より『山の湯(滋賀県彦根市中央町7−33)』に移転されました

イベント情報

『マメイケダ展 えきべんとふうけいと彦根行脚』
場所:滋賀県彦根市中央町2-29 半月舎にて

※2024年3月9日(土)より『山の湯(滋賀県彦根市中央町7−33)』に移転されました
日時:2022年3月11日(金)~2022年3月27日(日)

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