彦根市発祥!『カロム』のルールや遊び方、彦根で購入できる場所も解説

カロムとは、正方形の盤を2人もしくは4人で囲んで対戦するボードゲームです。彦根市民にはすっかりお馴染みのゲームですね。ビリヤードによく似ていて、盤上に並べた平たい円筒形の玉を、おはじきのように指で弾いて盤の四隅にある穴に落としていきます。

今回は、そのカロムのルールや遊び方を詳しく解説していきます!

ルール・遊び方

それでは早速、ルール・遊び方の説明に入ります。目次を参考に知りたいところだけをピックアックしても良いですよ!

各名称

玉の種類と数

  • 王将(ジャック)1ヶ
  • 赤:持ち玉(ストライカー)2ヶ
    的玉(パック)12ヶ
  • 緑:持ち玉(ストライカー)2ヶ
    的玉(パック)12ヶ

玉の並べ方

赤と緑の的玉を中央の大きな丸縁上(センターサークル)に交互に並べ中央に王将を置きます。

玉の打ち方

どちらか一方の手の1本、または2本の指を使って的玉を弾くように打ちます。一般的には中指で弾くように打ちます。このとき、手の位置を前に動かしてはいけません。また盤を動かして打ちやすい方向に向きを変えたり、全身が自分のエリア外に出て打つことは出来ません。

打つ場所

一番はじめ持ち玉はティースポットから打ちます。ティースポットに的玉(自色・他色)がある場合は、ティースポットの中心に一番近い場所から打ちます。このとき、ダブルスではエリア内の的玉(自色・他色)に当たらないように打ちます。詳しくは、下記の【2人で遊ぶとき】【4人で遊ぶとき】をご覧ください。

打つ順番

全員でじゃんけんをして、一番勝った人が赤い持ち玉を持ち、勝った人から2人の場合は交互に、4人の場合は時計回りの順に打ちます。うまく自分の的玉がポケットに入ったら、もう一度続けて打つ権利が与えられます。(同時に2個以上入っても、続けて打てる権利は1回だけです)
自分の的玉が1個も入らなかった時は、次の人に打つ権利が移ります。

MEMO①
自分の的玉と同時に相手の的玉が入っても成功として続けて打つことが出来ます。ただし、この時入った相手の的玉は相手へのサービスとしてそのままポケットに入れておきます。
MEMO②
ペナルティを伴う失敗をした時は、既にポケットに入っている自分の的玉をジャックスポットに戻して次の人と交代します。ジャックスポットに他の的玉や王将がある場合は、その上に積んでいきます。戻す的玉がない場合は借りとしておき、的玉が入った時点でジャックスポットに戻します。

遊び方

【2人で遊ぶとき】
王将と赤玉、緑玉を盤上に並べ2人は向い合い赤・緑を決めます。先行を決め、最初は→の所に置いて打ち初めます。そして次回からは、自分の領土内(斜線部分)なら、どこからでも打つことが出来ます。


一番はじめは矢印のティースポットから打つ。2回目以降は斜線部分(エリアライン内)ならどこからでも打つことが出来る。

自分の的玉を早く四隅のポケットに入れ、最後に中央にあった王将を入れた方が勝ちとなります。一回打って的玉が四隅のポケットに入らない時と持ち玉がポケットに入った時は相手と変わります。

【4人で遊ぶとき】
2人で行うときと大体同じですが、この時自分の向い側に座った人と組みます。

図のように、この的玉(赤玉)はAの人はAから打ってポケットに入れることは出来ません。Bの人が入れること。
尚、2枚目の的玉(赤玉)が図のように領域内の線上に乗ったときのみAの人も打つことが出来ます。

1枚目の場合、Aの人は的玉を打つことは出来ない。2枚目の場合はAの人も的玉を打つことが出来る。

打てない的玉をエリアの外に出す方法
  • ペアの人は直接ねらうことができるので任せる。
  • エリアライン上またはエリアラインよりセンター側にある的玉、または王将に一度持ち玉を当ててから的玉に当てる。
  • 自分のエリア以外の三方の壁に一度クッションさせて的玉に当てる。

ペナルティ

  1. 持ち玉と的玉(赤玉・緑玉)が一緒にポケットに入った場合、的玉2ヶを中央のジャックスポットに積みます。
  2. 持ち玉が盤から外へ飛び出した場合は、的玉を中央に1ヶ、持ち玉だけがポケットに入った時も1ヶ、ジャックスポットに積みます。
  3. 相手の的玉と、自分の持ち玉が一緒にポケットに入った時、自分の的玉を1ヶジャックスポットに出します。
  4. 全部の的玉をポケットに入れる前に、王将を入れてしまった時は、自分の的玉をポケットから5個出してジャックスポットに積みます。

その他のルール

  1. 自分の的玉がひとつ残っていて、その的玉を落とすと同時に王将も落としてしまった場合は、失敗となります。(ペナルティは、落とした王将と自分の的玉5個をジャックスポットに戻します。王将は一番上に乗せてください。)
  2. 自分の的玉が全て落とされていて、王将と一緒に相手の的玉が入った場合は失敗ではありません。その時点でゲーム終了となります。
  3. 的玉がカロム壁の外に飛び出してしまった時は、ペナルティではありません。外に飛び出した的玉(自色も他色も)ジャックスポットに戻します。またこの時自色の的玉がポケットに入っていれば続けて打つことが出来ます。
  4. ジャックスポットに自色と他色の的玉を同時に戻す時は、相手の的玉を下にして自分の的玉を上に重ねてください。
  5. 王将に関するペナルティの時は、王将を一番上に乗せてください。

勝敗の決め方

自分の的玉(12ヶ)を全部ポケットに入れたあとで、王将をポケットに入れればゲームセットとなります。
4番目(後攻)の人が打ち終わって同点の場合は、決着がつくまで順番を一巡ずつ回します。それでもこう着状態となり、同点の場合は、
・引き分けにする。
・じゃんけんで勝敗を決める。
等の方法をあらかじめ決めておいてください。

彦根カロムの歴史

一家に一台はあると言われるぐらい、彦根では親しまれている。

最後に彦根カロムの歴史について触れておきます。カロムは全国的に普及したものの、戦後では彦根市を中心とする滋賀県の湖東・湖北地域のみになりました。カロム盤の製造メーカーが彦根にあったことや、地蔵盆などでみんなが楽しめる機会があったことなどが彦根地域だけに伝承している理由かもしれません。彦根は地場産業である「彦根仏壇」といった仏壇作りが盛んな地域であり、仏壇作りの技術を活かしてカロム盤の制作が行われています。

とても面白い遊びなので、この機会にぜひカロムを体験してみてください!

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