彦根市のテイクアウト紹介。今回は『循環型未来食堂 みんなの食堂』のお弁当です。
花しょうぶ通りにあるみんなの食堂。そこで販売されるお弁当。それは1日店長によって個性が毎回変わり、食材は地域で循環して使われ、値段もオール500円とお手頃。地域で作り上げるお弁当だからこそ、作る人も食べる人もみんなで楽しめます。一体どんなものか、気になりますね。
それでは、早速いただきます!
目次
みんなの食堂のお弁当
あらためてみんなの食堂のお弁当は、店長(お店)が変わり毎回変わるのが特徴で、その店長によって味や色、雰囲気が変わります。またお弁当はオール500円で、とてもリーズナブルにいただくことが出来ます。使われる食材はというと、彦根市の企業やフードバンクポストから提供され、地域で食材を循環して作られるのも特徴です。そのお弁当をここから一挙に紹介していきます!
Veggy+
野菜の色彩が豊かなVeggy+さんのお弁当
ではみんなの食堂で販売されるお弁当を早速見ていきます。こちらは「Veggy+」さんが作ったお弁当で、特徴はできるだけ動物性食品を使わず野菜をたっぷり使用していることろです。料理で普段お肉を使うところでも、野菜を代用しているので、また違った食感を楽しめます。ママ友同士だというお二人が共同で作られ、その凝ったお料理に毎回感動します。
野菜が盛り沢山です。
この日のお弁当は「大根フライ」「白菜と車麩のコチュマヨ和え」「揚げごぼうと人参のハーブサラダ」「カリフラワーのゆず胡椒炒め」「かぼちゃの黒胡椒炒め」「カブのピクルス」「十六穀米〜長芋とピリ辛ねぎ炒め〜」といラインナップ。本当に野菜が中心のお弁当で、ヘルシー。家で作るおかずの参考にもなりそうですね。
毎回変わるお弁当にワクワクします。
またこちらは別の日のお弁当。ラインナップは「里芋入りレンコン団子〜ニラだれがけ〜」「ブロッコリーの唐揚げ」「かぼちゃとインゲンの塩麹グリル」「春菊と柿の胡麻和え」「大根ときゅうりの柚子マリネ」「ターサイのふりかけ」で、やはり野菜がメイン。レンコン団子はお肉を使ってないのに食べ応えがあって、食材の使い方に思わず感心しました。
あくる日のベジプラ。サモサがのってます。
かさねにっこりライフ
重ね煮が特徴のかさねにっこりライフさんのお弁当。
次に「かさねにっこりライフ」さんが作ったお弁当です。特徴は“重ね煮”という、砂糖も化学調味料も使わず、野菜が持っている自然の「うまみ」を最大限に引き出してくれる料理法で作られています。この日はみんなの食堂に行く前によく歩いていたので、食べると疲れた身体が元気になっていきました。
重ね煮によってひと手間加わったおかずです。
重ね煮は色々アレンジがきくそうで、今回のラインナップであった「ロールキャベツ」や「人参しりしり」も重ね煮の調理法で作られていました。その日の1日店長によって、色々な学びがあるので面白いなと思いました。
Korean dining みょん
2022年1月から新しい店長に加わったみょんさんのお弁当。
「Korean dining みょん」さんは、2022年1月から新しく1日店長となった韓国料理のお店です。この日のお弁当は、ビビンバ弁当で、自家製コチュジャンと目玉焼きとたくさんの野菜が入っていました。この日は小さいカップに入った自家製のトマトキムチとカクテキ(ともに300円)も販売されていて、そこまで辛くなく、日本人の味に合うように作られていました。今後の販売も楽しみですね。
参鶏湯付きの日も。
弁ちゃん堂
駅前で料理教室を開かれている方が作る弁ちゃん堂のお弁当。
こちらは彦根駅前で「佐々木料理学院」を営んでおられる方が作る「弁ちゃん堂」のお弁当です。料理学院で習えるメニューをランチ、お弁当にして提供されています。プロ用の包丁で調理をされているようで、その美味しさもまた一味違いますよ。この日お弁当に入っていたハンバーグは大きくて食べ応えがありました。
この日はデザートも別(300円)で購入できました。
またこの日はお弁当だけでなく、シフォンケーキも販売されていたのでいただいてみました。シフォンは、プレーンとチョコ。生地はほんのり甘くて、しっとりふわふわな生地が美味でした。シフォンケーキは作るのが難しいと言われているため、さすが、習ってみたくなるぐらい美味しかったです。
あおちゃん食堂
野菜が多めで嬉しいあおちゃん食堂のお弁当。
あおちゃん食堂は、ガッツリしながも野菜が多めで、バランスの取れたお弁当の特徴です。野菜がしっかり入っていて尚且つボリューム満点で、女性のみならず男性も嬉しいお弁当。満腹になったのですが、罪悪感なく食べれるのがありがたい。
1日店長とは
みんなの食堂で作られるお弁当や中で食べられる定食は、毎回作り手が変わる“1日店長”によって作られます。その日限定で店をオープンすることができ、「自分で店を開きたい」という方など現在10組の店長希望者がおれるようです。作る方も食べる方も両方楽しめる、良いシステムだなと思いました。詳しくは下の参考ボタンからも参考にしてみてくださいね。
参考 事業内容循環型未来食堂 みんなの食堂|第5ひこねの街の駅
お店外にあるカレンダーで1日店長やイベントをチェック
またみんなの食堂の外にはカレンダーが出ているので、スケジュールも把握できるようになっています。このお店気になる!などあれば、事前にチェックしてみてください。みんなの食堂のInstagramkからでもチェック出来ます。
注文から受け取りまでの流れ
お弁当が並ぶ様子。
今回はみんなの食堂まで足を運び、そこで買って家に持ち帰って食べました。またみんなの食堂内でも買ったお弁当を食べることが出来ます。ちなみにみんなの食堂では定食(700円・味噌汁とコーヒー付き)もされているので、よかったらそちらもお楽しみくださいね。
感想
食べてみた感想として、1日店長によって味や個性が変わるのがとても面白いなと思いました。健康的で、またおかずの参考になるのも嬉しいです。私は今回紹介した2つのお店のお弁当しか食べていないので、他のお店の特徴もすごく気になりました。「お店を持ってみたい」など夢を持った人に、まずは気軽に始められる1日店長というシステムも良かったです!
みんなの食堂とは
みんなの食堂内にある黒板
みんなの食堂は食を通して地域のみんなと繋がる場であり、NPO法人「芹川の河童」さんが運営されています。ここでは地域の方たちがつくる手作りの定食やお弁当を販売。また「地域子ども文庫 みんな」という子供向けの絵本や児童書を貸し出していたり、月に一回「こども食堂 まに食堂」を開催したり、2階ではコワーキングスペースとして利用できたりとまさに地域のみんなに寄り添った場所です。ひこつ〜内でもみんなの食堂さんの記事があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。(記事はこちらから)
アクセス
みんなの食堂がある河原1丁目は、「ふるあたらしいまちづくり」をコンセプトとした商店街の花しょうぶ通りがあり、観光にもおすすめのエリアです。
店舗情報
『循環型未来食堂 みんなの食堂』
住所:〒522−0083 彦根市河原1丁目2-7
営業時間:11:30~15:00 (LO14:30)売切次第終了
電話番号: 0749-20-9084
営業日:Instagramを参考にしてください。
お支払い方法:現金
駐車場なし